『丸太町ルヴォワール』(円居挽/講談社) [講談社BOX]
前半、これどうなるのよ、と思いつつも、読み進めていくと……。
中盤では、論理合戦というか、ハッタリというか、騙し合いというか、逆転裁判のようなノリか!? と思ったところで、ここまでにちりばめられていた伏線が!!
と言った感じ。
前半困惑する人が多いかもしれないけれど、伏線が回収され始める中盤を超えた辺りから、きっと、うなるはず。
中盤では、論理合戦というか、ハッタリというか、騙し合いというか、逆転裁判のようなノリか!? と思ったところで、ここまでにちりばめられていた伏線が!!
と言った感じ。
前半困惑する人が多いかもしれないけれど、伏線が回収され始める中盤を超えた辺りから、きっと、うなるはず。
『傾物語』(西尾維新/講談社) [講談社BOX]
『コロージョンの夏』(新沢克海/講談社) [講談社BOX]
第二回講談社BOX新人賞 Powers受賞作。
Powers BOX第一弾。
革命家の息子と、そのボーディ―ガードの金髪美少女のお話。
と書くと略しすぎな気もするけれど、間違ってはいないような気もする。
各章の間に、雑誌記事だったり掲示板だったりと、間接的に作品に関わるものが差し込まれているというちょっと変わったスタイル。
作中では(ある程度)前提となっている情報を、こういう形で補完していくというのは良いとは思うのだけれども、一か所、ライナーノーツが入っている箇所(二章と三章の間)だけは、一瞬、どっちから読めば良いのか悩んだので、こういうスタイルも一長一短だなと思ったり。
多少の違和感(?)はあったものの、総じて楽しめる作品だったと思う。
来月発売予定のPowers BOX第二弾の『神戯』が、2分冊でかつ予価2800円というところに、(お財布的な)絶望感を感じつつ、イラスト、mebaeさん(『月見月理解~』の挿絵の人)かと思いつつ、多分、読むんだろうなぁ。年末進行の余波とかなければ。
Powers BOX第一弾。
革命家の息子と、そのボーディ―ガードの金髪美少女のお話。
と書くと略しすぎな気もするけれど、間違ってはいないような気もする。
各章の間に、雑誌記事だったり掲示板だったりと、間接的に作品に関わるものが差し込まれているというちょっと変わったスタイル。
作中では(ある程度)前提となっている情報を、こういう形で補完していくというのは良いとは思うのだけれども、一か所、ライナーノーツが入っている箇所(二章と三章の間)だけは、一瞬、どっちから読めば良いのか悩んだので、こういうスタイルも一長一短だなと思ったり。
多少の違和感(?)はあったものの、総じて楽しめる作品だったと思う。
来月発売予定のPowers BOX第二弾の『神戯』が、2分冊でかつ予価2800円というところに、(お財布的な)絶望感を感じつつ、イラスト、mebaeさん(『月見月理解~』の挿絵の人)かと思いつつ、多分、読むんだろうなぁ。年末進行の余波とかなければ。
『極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(下)』(黒田研二/講談社) [講談社BOX]
下巻。
淳平が目覚めると、そこは見知らぬ部屋だった。
左手首には、「5」と書かれた腕輪がされていて……。
「ゼロ」と名乗る人物に監禁された他のメンバーと共に生死を賭けた「ノナリーゲーム」に挑むこととなった淳平。
果たして、このサバイバルゲームを勝ち抜き、脱出することはできるのか。
なんのかんので一気読み。
ゲーム未プレイなので、ネタのいくつかが、ゲームと同じなのかクロケンさんオリジナルなのか判断できませんが、うまく考えられているなぁ~と。
設定も、同じくおもしろいな、これ、と。
「ノナリーゲーム」の設定上、分岐箇所で、メンバーがばらばらになり、別行動を強制されるのだけれども、この「強制」させる設定が物語の進行に刺激を与えていると思う。
(「別行動」って、本作のあることともリンクしてるんだよな?)
あることの伏線の貼り方として、これOKなんかな(間違ってはいないし、OKではあるのだけれども)と思いつつも、こういうネタが好きなので、楽しめたもの勝ちか。
とりあえず、ゲームの方もプレイしてみようかな、と思わせてくれる作品でした。
淳平が目覚めると、そこは見知らぬ部屋だった。
左手首には、「5」と書かれた腕輪がされていて……。
「ゼロ」と名乗る人物に監禁された他のメンバーと共に生死を賭けた「ノナリーゲーム」に挑むこととなった淳平。
果たして、このサバイバルゲームを勝ち抜き、脱出することはできるのか。
なんのかんので一気読み。
ゲーム未プレイなので、ネタのいくつかが、ゲームと同じなのかクロケンさんオリジナルなのか判断できませんが、うまく考えられているなぁ~と。
設定も、同じくおもしろいな、これ、と。
「ノナリーゲーム」の設定上、分岐箇所で、メンバーがばらばらになり、別行動を強制されるのだけれども、この「強制」させる設定が物語の進行に刺激を与えていると思う。
(「別行動」って、本作のあることともリンクしてるんだよな?)
あることの伏線の貼り方として、これOKなんかな(間違ってはいないし、OKではあるのだけれども)と思いつつも、こういうネタが好きなので、楽しめたもの勝ちか。
とりあえず、ゲームの方もプレイしてみようかな、と思わせてくれる作品でした。
極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(下) (講談社BOX)
- 作者: 黒田 研二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/03/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
『極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(上) 』(黒田研二/講談社BOX) [講談社BOX]
昨年発売されたDSのソフト『極限脱出 9時間9人9の扉』のノベライズ作品。
メフィスト賞受賞作家であり、漫画版『逆転裁判』などの原案も担当しているクロケンさんが、執筆担当。
イラストも、ゲームのキャラデザ担当の西村キヌさん。
ゲーム未プレイ。そのうちやりたいとは思っていますが。
メフィスト賞受賞作家であり、漫画版『逆転裁判』などの原案も担当しているクロケンさんが、執筆担当。
イラストも、ゲームのキャラデザ担当の西村キヌさん。
ゲーム未プレイ。そのうちやりたいとは思っていますが。
極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(上) (講談社BOX)
- 作者: 黒田 研二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)