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『極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(下)』(黒田研二/講談社) [講談社BOX]

下巻。

淳平が目覚めると、そこは見知らぬ部屋だった。
左手首には、「5」と書かれた腕輪がされていて……。
「ゼロ」と名乗る人物に監禁された他のメンバーと共に生死を賭けた「ノナリーゲーム」に挑むこととなった淳平。
果たして、このサバイバルゲームを勝ち抜き、脱出することはできるのか。

なんのかんので一気読み。

ゲーム未プレイなので、ネタのいくつかが、ゲームと同じなのかクロケンさんオリジナルなのか判断できませんが、うまく考えられているなぁ~と。
設定も、同じくおもしろいな、これ、と。

「ノナリーゲーム」の設定上、分岐箇所で、メンバーがばらばらになり、別行動を強制されるのだけれども、この「強制」させる設定が物語の進行に刺激を与えていると思う。
(「別行動」って、本作のあることともリンクしてるんだよな?)

あることの伏線の貼り方として、これOKなんかな(間違ってはいないし、OKではあるのだけれども)と思いつつも、こういうネタが好きなので、楽しめたもの勝ちか。

とりあえず、ゲームの方もプレイしてみようかな、と思わせてくれる作品でした。

極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(下) (講談社BOX)

極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(下) (講談社BOX)

  • 作者: 黒田 研二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/03/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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