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『ゴーストハント2 人形の檻』(小野不由美/メディアファクトリー) [国内エンタメ]

全編リライトでの復刊第二弾。

瀟洒な洋館に住む一家を襲うポルターガイスト現象。騒々しい物音、移動する家具、火を噴くコンロ。頻発する怪しい出来事の正体は地霊の仕業か、はたまた地縛霊か―。家族が疑心暗鬼に陥る中、依頼者の姪・礼美が語る「悪い魔女」とは? ナルとともにSPRの一員として屋敷に赴いた麻衣は、礼美と彼女が大切にしている人形との会話を耳にする。―リライトを経て、恐怖を増した第2弾。


今回は、1巻以上に怖い。
内容が内容なんで、怖いのは当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、1巻の展開で、これなら大丈夫と思って、かまえずにいた人が読むと、えっ! 怖っ! となるはず。
(1巻の感想にも書いたけれど、親本読んだ時は、個人的には『鮮血の迷宮』が一番怖かった)

今作でも、伏線探しながらの読み。
こんなところにも伏線が、と、小野さんの伏線のはり方に感服しつつ。


初読なら、中盤あたりでわかる事実で、最初の方の礼美とミニーの会話の意味(というか状況か?)にぞくっとするのかなぁと思ったり。
初読の時、怖かった記憶があるし。


ゴーストハント2  (人形の檻)

ゴーストハント2  (人形の檻)

  • 作者: 小野不由美
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2011/01/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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